診療科の紹介

診療科の紹介SUBJECT of MEDICAL TREATMENT

整形外科

患者さんへ

当科は、首から足先までの運動器の診断と治療を行っています。地域の拠点病院として、かかりつけ医からご紹介いただいた患者さんや、直接来院された患者さんの手術を平日月曜日から金曜日まで毎日行っています。

入院される患者さんへのお願い

下記PDFをご覧ください。

休診案内

※急な変更等により、お知らせが出来ない場合もございます。

休診医師 休診日 代診医師
湯川 晋弘2023年12月7日(木)代診なし
宮 大樹2023年12月13日(水)代診なし

外来診療担当医表

各診療科の外来診療担当医表は下記PDFをご覧ください。

スタッフ紹介

職種 名前 役職や資格など
医師 森山 徳秀 森山 徳秀
副院長 兼 整形外科主任部長 兼 リハビリテーション科主任部長 兼 中央手術室長
日本整形外科学会整形外科専門医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、がんリハビリテーション研修修了
医師 糸原 仁 糸原 仁
整形外科部長
日本整形外科学会整形外科専門医 、日本整形外科学会認定リウマチ医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本整形外科学会認定運 動器リハビリテーション医
医師 藤原 勇輝 藤原 勇輝
整形外科主任医長
医学博士、日本股関節学会評議委員、日本整形外科学会整形外科専門医
医師 湯川 晋弘 湯川 晋弘
医師 森尾 太志 森尾 太志
医師 宮 大樹 宮 大樹
緩和ケア研修会修了
医師 伊藤 多絵 伊藤 多絵

対象疾患

骨折等の外傷 大腿骨近位部骨折(転子間骨折、頸部骨折)、脊椎圧迫骨折、橈骨 遠位端骨折、小児の骨折
脊椎疾患 腰椎変性疾患、頸椎変性疾患、特発性側弯症
人工関節手術 変形性股関節症、変形性膝関節症、特発性大腿骨壊死症、関節リウマチ など

外来診療

初診

四肢の骨折、変形性関節症や関節リウマチ等の関節疾患、腰部脊柱管狭窄症等の脊椎疾患、スポーツ障害などの症状のある方は、かかりつけ医からの紹介状を持参の上、当院までお越しください。
月曜日、金曜日は一日中手術のため、紹介状をお持ちの方と予約の方に限定させて頂きます。火曜日、水曜日、木曜日は、紹介状の有無に関係なく診察致します。

特殊外来
  • 脊椎外来
  • 側彎外来
  • 関節外来

脊椎外来:木曜日は完全予約制

セカンドオピニオン
脊椎変性疾患の診断と治療 森山 徳秀

主な入院診療

脊椎疾患
手術 腰椎後方除圧術、腰椎後方固定術
日数 16日~18日間
内容など 腰椎変性疾患に対し、薬物療法や神経ブロック療法を行い、症状改善がなければ除圧術を行います。不安定性がある場合は、積極的に腰椎椎体間固定術を行います。PDFアイコン腰椎後方除圧術を受けられる患者様へPDFアイコン腰椎後方固定術を受けられる患者様へ
手術 頸部脊柱管拡大術
日数 23日~25日間
内容など 頸椎症性脊髄症ではハシ・ボタン動作がしにくく、階段昇降や歩行困難になっていきます。入院保存的治療で効果がなければ、手術を行います。PDFアイコン頸部脊柱管拡大手術を受けられる患者様へ
変形性関節症
手術 人工膝関節置換術
日数 14日~21日間
内容など 痛みなどで日常生活動作が脅かされる場合、膝関節の人工膝関節置換術を行います。できるだけ切開する範囲を最小限にとどめ手術を行います。PDFアイコン人工膝関節全置換術を受けられる患者様へ
人工膝関節置換術

当院で行っている術後の痛み対策「関節周囲多剤カクテル注射」について

従来の人工膝関節置換術では術後の疼痛が強く、なかなかリハビリが進まないこともありましたが、当院で行っている関節周囲多剤カクテル注射」は新しい術後の痛み対策です。

この「関節周囲多剤カクテル注射」は非常によい方法で、従来よりも術後直後の痛みを大幅に低減することが可能となりました。その結果、術後のリハビリも円滑になります。

当院が導入している「ナビゲーションシステム (ポータブルナビゲーション)」について

人工膝関節置換術

人工膝関節置換術

当院の人工膝関節置換術の特徴は、「関節周囲多剤注射」だけでなく、より安全で確実な手術を行うために「ナビゲーションシステム」を導入しています。(人工股関節置換術でも導入しています)

人工股関節置換術ではCT画像を3次元データとして用いていますが、人工膝関節置換術で導入している「ポータブルナビゲーション」は、手術の際に変形した骨を術前の計画通りに、正確な矯正骨切りをするための角度計のことです。

当院では「関節周囲多剤カクテル注射」と「ポータブルナビゲーション」を用いることで、術前の計画通りに正確な骨切りを行い、脚の変形を治すことで、歩きやすく、そして痛みの少ない手術を行っています。

人工膝関節置換術

手術 人工股関節置換術
日数 14日程度
内容など できるだけ切開する範囲を最小限にとどめ手術を行います。PDFアイコン人工股関節全置換術を受けられる患者様へ
人工股関節置換術

当院で行っている「MIS(最小侵襲手術)」での人工股関節手術について

「MIS」とはMinimally Invasive Surgeryの略で、最小侵襲手術のことをいいます。従来の人工股関節置換術では15‐20㎝の傷を必要としましたが、MISによる手術では8‐10㎝の傷で手術を行うことが可能です。

また筋肉を切らずに手術を行うため、筋力の回復も早く、術後の痛みもほとんどありません。そのため早い人では術後2‐3日で杖歩行が可能となり、術後7日もすれば痛みなく、杖なしで歩くことが可能となります。

人工股関節置換術

人工股関節置換術

当院が導入している「ナビゲーションシステム」について

当院の人工股関節置換術の特徴は、「MIS(最小侵襲手術)」だけでなく、より安全で確実な手術を行うために「ナビゲーションシステム」を導入しています。

「ナビゲーションシステム」とは、術前に撮像したCT画像を3次元データとして用いることで、手術中に人工関節を取り付ける際の角度や位置を正確に認識および設置が出来るように、コンピューター計測装置がアシストするシステムです。

正確な角度および位置に人工関節を設置することで、術後の脱臼のリスクを減らすことが可能となります。その結果、「術後してはいけないこと」は原則として設けていません。

一般的な入院期間は14日前後です。
術後の痛みに関しても十分な除痛対策をしておりますので、ほとんどの患者さんが術後の痛みをあまり感じないように工夫しています。

人工股関節置換術

診療実績(2022年1月~12月)

手術実績
総手術件数 843
骨折、脱臼 309
脊椎 151
抜釘 81
人工関節置換 87
人工骨頭挿入 32
その他 183
(単位:件)

広報

「広報たからづか」に整形外科の記事が掲載されました