- 当院について
- 病院長挨拶
- 看護部長挨拶
- 医療安全に対する取り組み
- 感染対策に関する取り組み
- 個人情報保護方針

当院の理念は、患者の幸せを職員の幸せにつなぎ、地域から信頼される病院になること。私たちは、患者さんの安全を守り、安心して医療を受けられる環境をつくる。すなわち医療が持っている不可避なリスク以外のリスクを患者さんに絶対に負わせないことをめざしています。
当室には4名の職員がいます。職種は医師、看護師、薬剤師、事務員です。
市民の健康といのちを守るために、医療者は専門職としてたゆまぬ努力をすることは言うまでもありません。しかし、安全に関わる仕事を担当していると、「安全で安心な医療を紡ぎ出す」ことは、医療者の努力だけではなしえず、患者さんと医療者の協同作業によって成り立つことだと日々痛感します。では、私たちの活動をご紹介します。
医療安全の仕事を大きく分けると二つあります。「患者さんの安全確保の推進」と「医療行為に関する疑問や悩みの相談ならびに医療行為によって患者さんに不利益が及んだ場合の対応」です。
当院では、医療安全を中心的に推進する役割の人は、名札にこのようなロゴシールを貼っています。 リスクマネジャーと呼ばれ、安全推進のリーダーであることを示しています。全職種から選ばれ、病院のあらゆるところに目配りしています。
解説:このロゴは職員が考案しました。字体はメリハリのあるフォントを、色は「安全」をイメージし「緑」を選び、バックグランドや年度の色は注意を喚起する「オレンジ」と「赤」を選んでいます。バックグランドの右上が明るくなっているのは、正しい方向に導く役目があることをイメージしています。2007は医療安全対策室が設置された年度です。
下図は患者さんの安全確保を推進するための組織図です。療養環境や医療行為における様々な出来事は、医療安全対策室に報告される仕組みがあります。医療安全対策室では、それぞれの出来事をどのように対応していくかを判断し、個々の問題については各種院内委員会等で協議されます。報告された出来事を病院全体の問題として共有し、改善への方策を協議する場がリスクマネジメント委員会です。この委員会は現場で活躍する多職種で構成されています。
また当院は「医療安全全国共同行動」に参画しています。「医療安全全国共同行動」とは、全国の病院と各種医療団体が行動目標を共有し、医療事故防止に総力を挙げる全国プロジェクトです。(詳細は、こちらをご覧下さい。)
当院では、患者・市民の医療参加のひとつとして、患者さんの取り違え事故防止を目標に、患者さんと医療者が協力し合い、患者さんにフルネーム(姓と名)を言っていただくことで、患者確認を確実にすることに取り組んでいます。診察、検査、処置などいろいろな場面でお名前をお尋ねします。お手数ですが、安全で安心な医療のために、ご協力をお願いいたします。